2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.7 レーザープロセシング

[14p-2F-1~14] 3.7 レーザープロセシング

2015年9月14日(月) 13:45 〜 18:00 2F (221-2)

座長:細川 陽一郎(奈良先端大),庄司 暁(電通大)

14:45 〜 15:00

[14p-2F-4] レーザーピーニング統合シミュレーションによる塑性応力の評価

〇古河 裕之1、部谷 学2、中野 人志3 (1.レーザー総研、2.大産大工、3.近大理工)

キーワード:レーザーピーニング、塑性応力、統合シミュレーション

レーザーピーニングとは、レーザーアブレーション誘起衝撃波によって金属を塑性変形させ、加工硬化や圧縮残留応力を付与し、金属部品の高強度化、長寿命化を実現できる技術である。レーザー照射から固体内部の応力の分布まで統合的に計算可能な、レーザーピーニング統合シミュレーションコードを開発し、水中で2 mm厚さのアルミニウムに、時間波形が矩形波、レーザー強度 10 GW / cm2、パルス幅10 nsのレーザーを照射した場合の塑性応力を求めた。