2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.1 バルク結晶成長

[14p-2K-1~17] 15.1 バルク結晶成長

2015年9月14日(月) 13:45 〜 18:15 2K (225)

座長:荻野 拓(東大),鎌田 圭(東北大)

16:00 〜 16:15

[14p-2K-9] ニオブ酸リチウムのキュリー温度に及ぼす点欠陥の影響

〇(P)小山 千尋1、野澤 純1、藤原 航三1、宇田 聡1 (1.東北大金研)

キーワード:キュリー温度、点欠陥、ニオブ酸リチウム

ニオブ酸リチウム (LN)のキュリー温度 (Tc) はLN にMgOやZnOを添加することで上昇し、TiO2を添加すると逆に減少することが報告されている。Tcは強誘電体が自発分極を失う温度でありデバイスの設計上、重要なパラメータである。しかし、不純物種によって添加濃度に対するTc変化が異なる等、不純物がTcを変化させる直接の原因は明らかでない。そこで、本研究では、不純物添加したLNの点欠陥形態に着目し、Tcを変化させる原因を明らかにする。