2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[14p-2N-1~16] 3.4 生体・医用光学

2015年9月14日(月) 13:45 〜 18:00 2N (224-2(北側))

座長:西舘 泉(農工大),松浦 祐司(東北大)

17:45 〜 18:00

[14p-2N-16] 生きた細胞に対する短波長可視光の毒性評価

〇難波 慎太郎1、川原 翔平1、松山 哲也1、和田 健司1、堀中 博道1、川喜多 愛2、村田 香織2、杉本 憲治2 (1.阪府大院工、2.阪府大院生環)

キーワード:ライブセルイメージング

ライブセルイメージングは,生細胞内の特定部位を蛍光ラベル化する技術である.細胞に対する薬や食品の毒性評価のために利用されるが,観察用の励起光が細胞にダメージを与えることが問題となっている.本研究では,緑色励起光(560 nm)と青色励起光(455 nm)が生細胞に与える毒性の定量的評価を行った.励起光からのダメージにより,細胞核が縮小する現象が観察されたため,その面積変化を光毒性の定量評価に用いた.