2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.4 生体・医用光学

[14p-2N-1~16] 3.4 生体・医用光学

2015年9月14日(月) 13:45 〜 18:00 2N (224-2(北側))

座長:西舘 泉(農工大),松浦 祐司(東北大)

16:00 〜 16:15

[14p-2N-9] 肝癌の診断を目的としたICGの超音波アシスト蛍光イメージング

〇豊田 新1、松山 哲也1、和田 健司1、堀中 博道1、打田 佐和子2、森川 浩安2 (1.阪府大院・工、2.阪市大院・医)

キーワード:超音波、インドシアニングリーン、肝臓癌

インドシアニングリーン(ICG)は肝癌等に堆積する近赤外域の蛍光色素である.これまで,ICGの堆積箇所特定のために超音波アシスト蛍光イメージング法を提案し,基礎実験を行ってきた.本研究では,光照射,蛍光検出,変調用超音波を一体化した実用的な装置を試作し,ファントムとして用いた牛のレバーを用いた.超音波アシスト蛍光イメージング法により,レバー内部のICGの堆積位置を検出することができた.