2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[14p-PA13-1~21] 6.3 酸化物エレクトロニクス

2015年9月14日(月) 18:30 〜 20:30 PA13 (イベントホール)

18:30 〜 20:30

[14p-PA13-8] バイアススパッタ法によるAl2O3 (001) 基板上への巨大ドメインVO2薄膜の成長と転移特性

〇(D)ヌルーハニス ビンティアズハン1、沖村 邦雄1、ムスタファ ザグリウィ2、坂井 穣2 (1.東海大院理工、2.トゥール大)

キーワード:二酸化バナジウム、バイアススパッタ法、相転移特性

基板バイアス印加反応性スパッタによる相転移VO2薄膜成長において特定の基板バイアス印加によって数mm以上の巨大ドメインが支配的な特異成長モードが発現した.本研究では巨大ドメインVO2薄膜の成長メカニズムとその転移特性について調べた.成膜時間30 minでは数百nmに近い結晶粒が現れ始め,40 minでは巨大ドメインが支配的となった.Raman分析により巨大ドメイン領域はストレスが強くM2相を経て高温相へ相転移することが分かった.