[14p-PA14-1~4] 6.5 表面物理・真空

[14p-PA14-2] 金ナノ粒子触媒における反応サイトの可視化

〇川崎 忠寛^1,2、吉田 要¹、石田 高史^2,3、丹司 敬義^2,3 (1.JFCC、2.名大エコトピア、3.GREEN)

キーワード：触媒反応、可視化、環境電子顕微鏡

金ナノ粒子触媒の反応サイトを可視化・特定するため、ガス雰囲気観察が可能な環境電子顕微鏡によるプロピレン酸化反応その場観察を行った。反応生成物であるプロピレンオキサイドは約0.5気圧以上の雰囲気下では液状であるため、電子顕微鏡像として捉えることが可能である。in-situ観察の結果、金粒子と担体TiO₂の接合界面周囲に生成物によるコントラストが確認され、本触媒の活性サイトが上記の場所であると特定することに成功した。