2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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15 結晶工学 » 15.4 III-V族窒化物結晶

[14p-PB12-1~23] 15.4 III-V族窒化物結晶

2015年9月14日(月) 18:30 〜 20:30 PB12 (白鳥ホール)

18:30 〜 20:30

[14p-PB12-4] ウルツ鉱InxAl1-xNの格子定数、弾性定数、圧電定数、自発分極の第一原理計算

〇島田 和宏1、伊藤 大稚1、岩崎 克宣1、秩父 重英2 (1.関東学院大理工、2.東北大多元研)

キーワード:InAlN混晶、第一原理計算

本研究では、ウルツ鉱InxAl1-xN混晶について密度汎関数理論に基いた第一原理計算により弾性定数、圧電定数および自発分極を求めた。単位胞内の原子は、特殊準ランダム構造(Special quasi-random structure: SQS)法を用いたランダム配置と(InN)m(AlN)n超格子(Super lattice: SL)の2つの方法で配置した。SQSで原子を配置した計算結果は、C33以外これまでの報告とほぼ同様の結果となった。超格子についての結果もこれまでの報告と同様の傾向が見られ、原子配置の違いによる弾性定数の組成依存性の変化が予測された。また、圧電定数や自発分極についても原子配置の違いによる組成依存性の違いが予測された。