16:00 〜 18:00
[14p-PB3-2] Mn添加スピネル結晶のX線検出器特性
キーワード:マンガン添加スピネル、X線励起発光、X線検出器
Mnを添加したスピネル結晶がCuKαX線の照射で強い緑色の蛍光を発することを利用してX線検出器を試作したことをこれまでに報告した。今回は、Mn添加スピネル結晶と、Si フォトダイオードを組み合わせたX線検出器を用いて、CuKαX線を照射した際の検出特性を評価した。
Mn添加スピネルを用いたX線検出器のPD出力(時間応答特性)は、X線強度とともに直線的に増加していた。X線強度が強い場合には、残光によると思われる減衰が観察された。また、Mn添加量によって、励起X線停止後のPD出力の減衰特性が変化することがわかった。この原因は、X線励起発光の残光特性がMn添加濃度によって変化するためと思われる。
Mn添加スピネルを用いたX線検出器のPD出力(時間応答特性)は、X線強度とともに直線的に増加していた。X線強度が強い場合には、残光によると思われる減衰が観察された。また、Mn添加量によって、励起X線停止後のPD出力の減衰特性が変化することがわかった。この原因は、X線励起発光の残光特性がMn添加濃度によって変化するためと思われる。