2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.5 有機太陽電池

[15a-1F-1~10] 12.5 有機太陽電池

2015年9月15日(火) 09:30 〜 12:30 1F (レセプションホール1)

座長:嘉治 寿彦(農工大),緒方 啓典(法政大),沈 青(電通大)

10:30 〜 10:45

[15a-1F-4] レーザー蒸着法による有機鉛ペロブスカイトの製膜制御

〇宮寺 哲彦1、杉田 武1、近松 真之1 (1.産総研)

キーワード:太陽電池、ペロブスカイト、真空蒸着

有機鉛ペロブスカイト太陽電池は近年注目を集め、研究開発が加速している。ハロゲン化鉛とハロゲン化アミンを混合させることでペロブスカイト構造の結晶が形成されるが、作製方法に関しては様々な手法が報告され、各種手法を用いて素子開発が行われている。我々のグループではこれまでに、両材料を精密にレート制御して製膜することを目的とし、レーザー蒸着法の開発を行ってきた。本手法を用いることで、ハロゲン化アミンのガス化の問題を抑制し、蒸着レートを制御して製膜することが可能であることを実証した[1]。本発表では、さらなる制御性の向上を目指した装置開発とOPV型構造による素子開発の結果について報告する。