[15a-1G-1~10] 12.4 有機EL・トランジスタ

[15a-1G-8] 多層構造からなる有機EL素子における、発光状態でのキャリア移動度測定

〇奥本 肇^1,2、大畑 浩²、北郷 恵行²、久保 友明²、宮口 敏²、筒井 哲夫² (1.産総研、2.CEREBA)

キーワード：有機EL、電荷輸送、電荷移動度

有機ＥＬ素子において、発光状態で、注目する電荷輸送層のキャリア移動度を知ることができれば、経時変化など、移動度とデバイス性能の相関を直接的に検証することが可能となり、利用価値が高いと考えられる。空間電荷制限電流を仮定した移動度解析を多層構造に適用し、さらに計測量を工夫することにより、発光状態の有機ＥＬ素子において、注目する電荷輸送層の電荷移動度評価を可能とする方法を開発した。