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[15a-2A-7] 走査型アトムプローブによるアミノ酸の原子レベルでの解析 :
バリンとプロリン
キーワード:バリン、ピロリン、結合状態
個々の原子分子を分析できる走査型アトムプローブの特性を生かしてバリンとプロリンを分析した。アトムプローブ分析では分子内の強く結合した原子がクラスターイオンとして電界蒸発するので、県室イオンのマススペクトルから分子内の結合状態を知り得る。バリンとロイシンの構造は似ているので、両分子内の結合状態にどのようは差異があるのかを調べた。プロリンはピロリディンとカルボキシ基との結合体であるが、両者の結合はt弱いことを明らかにした。