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△ [15a-2L-8] ニオブ酸リチウム系薄膜の可視光起電力特性評価
キーワード:強誘電体薄膜、ニオブ酸リチウム、可視光起電力特性
本研究では,Mnを高濃度ドープしたニオブ酸リチウム薄膜を作製し、強誘電体薄膜で最大の開放端電圧 (90 V)を発生することに成功した。Mn2+Liに由来する電子占有の欠陥準位を介した可視光吸収と電荷分離が、光起電力の顕著な増大の起源であることを明らかにした。バンドギャップに電子占有欠陥準位を形成する材料設計指針が、強誘電体の可視光起電力の向上に有効であることを明らかにした。