2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

16 非晶質・微結晶 » 16.3 シリコン系太陽電池

[15a-2S-1~11] 16.3 シリコン系太陽電池

2015年9月15日(火) 09:00 〜 12:00 2S (3Fラウンジ)

座長:新船 幸二(兵庫県立大)

10:00 〜 10:15

[15a-2S-5] 太陽電池用多結晶Si育成時における3次元転位密度・残留応力解析の評価

〇中野 智1、高 冰1、Jiptner Karolin2、原田 博文2、宮村 佳児2、関口 隆史2、福澤 理行3、柿本 浩一1 (1.九大応力研、2.物質・材料研究機構、3.京都工繊大)

キーワード:転位密度、残留応力

太陽電池用多結晶Siにおいて、転位は変換効率低下の大きな要因となっている。また、残留応力は結晶育成中や切断時の破砕の原因である。よって、太陽電池の品質向上のためには、転位密度、残留応力の制御が必要である。本研究では、転位密度、残留応力の3次元解析を行い、実験結果と比較することで、数値解析の妥当性について評価した。その結果、転位密度分布の計算結果と実験結果が定量的にほぼ同じとなることがわかった。