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[15a-2V-3] 分光画像診断による大気圧合成空気中膜状コロナ放電内の窒素分子回転温度分布計測
キーワード:分光画像診断、グローコロナ放電、気体温度分布
本研究では、分光画像診断法を用いて、大気圧合成空気中膜状コロナ放電の窒素分子回転温度を二次元的に明らかにした。これまでの実験では、先端を半球状に仕上げた棒電極を側面方向から観測していたが、本実験では棒電極半球面を正面方向から観測した。結果、膜状コロナ放電の回転温度は、印加電圧の上昇に伴い増加していることが確認された。また、破壊電圧直前の状態では、特に回転温度の高い領域があることが明らかになった。