2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[15a-3A-1~11] 10.2 スピントルク・スピン流・回路・測定技術

2015年9月15日(火) 09:00 〜 11:45 3A (国際会議室)

座長:林 将光(物材機構)

10:45 〜 11:00

[15a-3A-8] 強磁性共鳴を用いたCoFeB/MgO界面磁気異方性の評価

〇(M2)穴見 陵1、ラナ ビヴァス2、近藤 浩太2、山田 将貴3、三浦 勝哉3、小川 晋3、大谷 義近2,4、福間 康裕1,2 (1.九工大情報工、2.理研CEMS、3.日立中央研、4.東大物性研)

キーワード:スピントロニクス

CoFeB/MgO接合における界面磁気異方性を、電界効果を用いて変化させることを目的とした。実験にはTa(5 nm)/Ru(10 nm)/Ta(5 nm)/CoFeB(1.9 nm)/MgO(2 nm)/Al2O3(10 nm)多層膜試料を長さ200 um 、幅20 umの細線に加工して使用した。 CoFeB/MgO界面磁気異方性の電界効果を評価するために強磁性共鳴を利用し、CoFeBの強磁性共鳴をバッファー層であるTaの逆スピンホール効果により検出した。 発表では界面への電圧印加時のスペクトルや異方性磁界の変化も加えて議論する。