12:15 〜 12:30
[15a-4D-13] 総当たり差動位相シフト量子鍵配送実験
キーワード:量子鍵配送、量子通信、量子暗号
従来の量子鍵配送(quantum key distribution: QKD) においては、秘匿性増幅量を見積
もるために誤り率の監視が必須であると考えられてきた。最近提案された総当たり差動位相シフ
ト(round-robin differential phase shift: RRDPS)QKD は、誤り率測定を必要とせず、システム
のパラメータのみにより秘匿性増幅量が決定される新しいQKD 方式である。今回、RRDPS 方式
に基づくQKD 実験を初めて行ったので報告する。
もるために誤り率の監視が必須であると考えられてきた。最近提案された総当たり差動位相シフ
ト(round-robin differential phase shift: RRDPS)QKD は、誤り率測定を必要とせず、システム
のパラメータのみにより秘匿性増幅量が決定される新しいQKD 方式である。今回、RRDPS 方式
に基づくQKD 実験を初めて行ったので報告する。