[15a-4D-1~13] 3.10 光量子物理・技術

[15a-4D-3] OPOネットワークによる1 次元イジング模型のシミュレーション

稲垣 卓弘¹、稲葉 謙介¹、〇武居 弘樹¹ (1.NTT物性研)

キーワード：コヒーレントイジングマシン、光パラメトリック発振器、イジング模型

互いに結合されたレーザ発振器／縮退光パラメトリック発振器(OPO) を用いてイジング模
型の基底状態探索を行うコヒーレントイジングマシン(CIM) が提案されている。我々のグ
ループでは大規模CIM 実現を目的として、長尺光ファイバ共振器を用いた大規模時分割多重OPO
を構築している。今回、時分割多重された>10,000 のOPO 群に隣接OPO 間の光結合を導入
することで1 次元イジング模型を模擬する実験を行った。