2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

16 非晶質・微結晶 » 16.3 シリコン系太陽電池

[15p-2S-1~14] 16.3 シリコン系太陽電池

2015年9月15日(火) 13:30 〜 17:15 2S (3Fラウンジ)

座長:田口 幹朗(パナソニック),久松 正(シャープ)

16:30 〜 16:45

[15p-2S-12] ナノ構造pHセンサーによる太陽電池モジュール内の発生酢酸分布の評価

〇(DC)浅香 孝1、板山 知広1、若生 峻太郎1、長崎 秀昭1、岩見 健太郎1、山本 千津子2、原 由希子2、増田 淳2、梅田 倫弘1 (1.東京農工大、2.産総研)

キーワード:太陽電池モジュール、劣化、pHセンサー

太陽電池(PV)モジュールの信頼性向上への課題の一つとして,PVモジュール外部から浸透した水分と内部の封止材(Ethylene-Vinyl Acetate : EVA)の加水分解反応で発生した酢酸による配線腐食が挙げられる.PVモジュールの信頼性評価において,モジュール内部の酢酸分布を非破壊で検出することは困難であった.そこで,PVモジュール内の酢酸発生により生じるpH変化をpH感受性蛍光色素で検出する酢酸検出法を用いて,PVモジュール内の酢酸発生分布を評価したので報告する.