[15p-2S-1~14] 16.3 シリコン系太陽電池

[15p-2S-13] Sn薄膜の相対反射率変化による太陽電池モジュール内の酢酸検出

〇板山 知広¹、浅香 孝¹、若生 峻太郎¹、長崎 秀昭¹、岩見 健太郎¹、山本 千津子²、原 由希子²、増田 淳²、梅田 倫弘¹ (1.農工大、2.産総研)

キーワード：太陽電池、酢酸、検出センサ

太陽光発電の発電単価低減のために，太陽電池(PV)モジュールの長寿命化が試みられている．PVモジュールが劣化する要因の1つに，外部から浸入した水分と内部の封止材(Ethylene-Vinyl Acetate : EVA)との加水分解反応により生じる酢酸が挙げられる．そこで，我々はPVモジュール内にSn薄膜とAg薄膜を封入し，Sn薄膜と酢酸の反応によるAg薄膜に対する相対反射率の変化を用いた酢酸検出法を考案した．