[15p-2W-1~23] 2.2 検出器開発

[15p-2W-5] 大面積CdTeピクセル検出器SP8-04F10K開発

〇豊川 秀訓¹、川瀬 守弘¹、呉 樹奎¹、佐治 超爾¹、古川 行人¹、梶原 堅太郎¹、佐藤 眞直¹、広野 等子²、菖蒲 敬久³、城 鮎美³、末永 敦士⁴、池田 博一⁵ (1.JASRI/SPring-8、2.ボン大学、3.原子力機構、4.豊和産業、5.ISAS/JAXA)

キーワード：2次元検出器、CdTeセンサー、フォトンカウンティング

本研究では、Ｘ線受光センサーにCdTeを用い、読み出しASICには窓型コンパレータによりエネルギー弁別されたＸ線光子数をカウントする回路系を搭載し、各ピクセルが独立した計数型検出器として動作する放射光実験用の2次元検出器開発を行っている。本発表では大面積実機用ASICとして新たに開発したSP8-04F10K ASIC（100×95ピクセル）及び20mm×19mmのAlショットキー型センサーを実装したシングルチップ型検出器システムについて報告する。