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[15p-PA1-5] ピレン末端側鎖を導入したポリ酸のカーボンナノチューブネットワーク複合体のニューロン発火型デバイス特性
キーワード:カーボンナノチューブ
近年、ニューラルネットワークに関連してニューロン発火型デバイスの研究(脳信号とよく似たスパイク電流・電圧を発生させるデバイス)が多くなされている[1-2]。もし、ゆらぎ・ノイズなどを介在させることにより一つのデバイスでニューロン発火を再現できるなら、それは画期的なことで脳シミュレーションのみならず情報処理や人工知能・ロボット工学の分野に大きな影響をもたらす。したがって、本研究の目的はゆらぎ・ノイズ介在によるニューロン発火デバイスを分子素子で作製することであり、将来的には発火の自在制御をめざす。