2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[15p-PA1-1~7] 9.3 ナノエレクトロニクス

2015年9月15日(火) 13:30 〜 15:30 PA1 (イベントホール)

13:30 〜 15:30

[15p-PA1-5] ピレン末端側鎖を導入したポリ酸のカーボンナノチューブネットワーク複合体のニューロン発火型デバイス特性

〇(M1)付 凌翔1、堤 治2、清原 亜祐実2、吉津 法隆1、田向 権1、小川 琢治3、田中 啓文1,3 (1.九工大生命体、2.立命館大理工、3.阪大理)

キーワード:カーボンナノチューブ

近年、ニューラルネットワークに関連してニューロン発火型デバイスの研究(脳信号とよく似たスパイク電流・電圧を発生させるデバイス)が多くなされている[1-2]。もし、ゆらぎ・ノイズなどを介在させることにより一つのデバイスでニューロン発火を再現できるなら、それは画期的なことで脳シミュレーションのみならず情報処理や人工知能・ロボット工学の分野に大きな影響をもたらす。したがって、本研究の目的はゆらぎ・ノイズ介在によるニューロン発火デバイスを分子素子で作製することであり、将来的には発火の自在制御をめざす。