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[15p-PA5-2] Pt薄膜近傍への極細糸配置によるPt膜複素屈折率変化の可能性
キーワード:複素屈折率、遷移効果、白金薄膜
全反射減衰法(ATR)により膜厚、複素屈折率を予め測定したプリズム上のPt膜近傍のエバネッセント波または平面波を、予め屈折率及び太さを測定した極細いprobe (蜘蛛糸)により散乱させ、その角度分布を測定し解析した結果、probeとPt膜の間に生ずる多重散乱によりPt膜の複素屈折率が偏光方向によりATR測定値(バルク値)とは異なる値に変化する場合があることがわかった。