2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

13 半導体 » 13.10 化合物太陽電池

[15p-PB1-1~24] 13.10 化合物太陽電池

2015年9月15日(火) 13:30 〜 15:30 PB1 (白鳥ホール)

13:30 〜 15:30

[15p-PB1-2] フォトルミネッセンス絶対強度による太陽電池の開放電圧評価法

〇中村 徹哉1、今泉 充1、吉田 正裕2、秋山 英文2 (1.宇宙航空研究開発機構、2.東大物性研)

キーワード:太陽電池、フォトルミネッセンス、エレクトロルミネッセンス

JAXA では次世代宇宙用太陽電池として高効率かつ軽量なInGaP/GaAs/InGaAs 薄膜3接合太陽電池(η~32%@AM0)を開発した.この薄膜3接合太陽電池は,現在宇宙用太陽電池の主流であるInGaP/GaAs/Ge 3接合太陽電池のボトムセルをGeからInGaAsに変更し,高い開放電圧 (Voc)を実現した.一方,GaAs とInGaAs は約2%の格子不整合があるため,高いVoc を得るためにはGaAs セル上に高品質なInGaAs セルを均一性高く結晶成長させることが不可欠で,同時にそれを評価する技術が必要となる.そこで,我々はフォトルミネッセンス(PL)絶対強度を用いたVoc 評価法を提案した.