2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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[15p-PB2-1~53] 8 プラズマエレクトロニクス(ポスター)

2015年9月15日(火) 18:30 〜 20:30 PB2 (白鳥ホール)

18:30 〜 20:30

[15p-PB2-48] PBII法を用いたペニング効果におけるHe, Ar添加の比較

〇竹内 高伸1、下野 和洋1、野口 英照1、角川 幸治1、田中 武1 (1.広工大)

キーワード:プラズマベースイオン注入法

本研究では、PBII法を用いて, Ar-O2, He-O2のペニング効果によるプラズマ中のイオン量の比較のため, 純酸素O2に対してHe, Arを0%, 10%, 30%, 50%添加した場合の電圧電流特性の比較を行った.
He添加率10%のとき, 4kV, 6kVで純酸素O2よりも高い電流値が確認できた. また, Ar添加率10%のとき, 6kVで純酸素O2よりも高い電流値が確認できた.
これらの電流値の増加は, ペニング効果により, 酸素のイオン化が促進されたことに起因していることが示唆された.