2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[16a-2G-1~11] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2015年9月16日(水) 09:15 〜 12:15 2G (2Fラウンジ1)

座長:元垣内 敦司(三重大)

12:00 〜 12:15

[16a-2G-11] 近接場熱輻射の応用のためのサブミクロンギャップ形成

〇伊藤 晃太1,2、三浦 篤志1、西川 和孝1、飯塚 英男1、年吉 洋2 (1.豊田中研、2.東大RCAST)

キーワード:近接場熱輻射、エバネッセント波、サブミクロンギャップ

黒体輻射の最大値はステファン・ボルツマンの法則により決まるが、二物体を近接配置すれば、熱輻射のエバネッセント結合による熱流の増大が期待できる。この近接場熱輻射を熱光発電素子や熱マネジメントに応用するために、大面積でサブミクロンギャップを形成する手法を提案し、熱流を定量評価した。またこの技術は、著者らの輻射型熱整流(熱ダイオード、整流比3:1、世界記録)の熱流量向上にも有用である。