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[16a-2L-1] RFスパッタリング法並びにスピンコート法を用いたPZT膜の圧電特性
キーワード:圧電、チタン酸ジルコン酸鉛
RFスパッタリング法およびスピンコート法により、Pt(200)電極上にPZT(001)強配向膜を形成した。X線回折の結果、両手法によるPZTとも(001)単一配向膜であり、単結晶性の強いPZT薄膜であることが示唆された。しかし、バイポーラ駆動(±2.5V@700Hz)によるd31特性は大きな差が見られ、RFスパッタリング法によるPZTはd31=-120pm/V、スピンコート法によるPZTはd31=-100pm/Vをそれぞれ示した。この結果は、成膜手法の違いに起因される分極成分の違いから推測される。