[16a-2V-1~13] 8.6 プラズマライフサイエンス

△ [16a-2V-6] 大気圧空気プラズマによるイネ防御関連遺伝子の発現誘導

〇小西 秀明¹、高島 圭介¹、安藤 杉尋²、高橋 英樹²、金子 俊郎¹ (1.東北大院工、2.東北大院農)

キーワード：プラズマ農業、防御関連遺伝子、活性酸素種

筆者らは大気圧プラズマによるイネ種籾抵抗性誘導を目指している．空気と水を原料とする大気圧プラズマ装置を作製して，はとむね期のイネ品種はえぬき種籾に対してプラズマ噴霧を行った．リアルタイムPCR法にてイネ防御関連遺伝子発現を解析した結果，プラズマ噴霧により防御関連遺伝子の発現誘導が起こることがわかった．講演では，プラズマ噴霧後の育苗日数と防御関連遺伝子の発現の関係についても報告する．