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△ [16a-4C-8] MOHVPE法により成長したGaN膜中の光容量測定
キーワード:窒化ガリウム、光容量分光法
現在、MOCVD 法を用いたGaN エピタキシャル膜において、未分解のMO 原料起因の炭素がエピ膜中に混入し、深い捕獲準位を形成することでGaNデバイスの電流コラプスを引き起こすことが問題となっている。本研究では、Metal Organic Hydrogen Chloride Vapor Phase Epitaxy (MOHVPE)法を用いて、塩基によるMO 原料の分解促進を試みた。炭素起因の深い捕獲準位の低減効果は、光容量分光法を用いてGaN エピ膜中における欠陥密度を測定することにより評価した。