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△ [16a-PA2-19] アルカンチオール自己組織化膜のグラフェン/金属界面への層間挿入
キーワード:グラフェン、アルカンチオール、転写法
グラフェンと銅箔の界面に、オクタンチオール自己組織化膜を層間挿入した結果について報告する。オクタンチオール溶液への短時間の浸漬で、銅基板によって導入されていたグラフェンの歪みの減少と、ドーピングレベルの変化が観測された。また層間挿入後のグラフェン/基板間相互作用は弱く、PDMS等により簡単に機械的に剥離することが出来た。この手法はエッチング過程を含まない新規転写法として有望である。