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[16a-PA2-5] 常圧熱CVDによるカーボンナノチューブの形成
キーワード:熱化学気相成長法、ナノカーボン
多層グラフェンやカーボンナノチューブ(CNT)等のナノカーボン(NC)は、銅に代わる低抵抗微細配線材料として期待されているが、低抵抗化のためにはドーピングが必要である。我々は、CNTの低抵抗化を目的として、無電解NiB触媒を用いて常圧熱CVD法により、ホウ素(B)ドープCNTが形成できる可能性を報告したが、ドーピングによる抵抗低減効果を検証するためには、直線状に伸びたCNTの形成が必要である。そこで、常圧熱CVD法によって直線状のCNTを形成する条件の検討を行った。