[16p-1E-1~15] 3.8 光計測技術・機器

[16p-1E-13] レーザーラマン分光法による油種のその場識別手法の開発

〇染川 智弘¹、笠岡 誠²、中井 政明²、藤田 雅之^1,3、井澤 靖和^1,3 (1.レーザー総研、2.かんでんエンジニアリング、3.阪大レーザー研)

キーワード：ラマン分光、レーザー、変圧器

油入変圧器は容器の劣化等によって、内部を満たしている絶縁油が容器外へ流出し、土壌や水の汚染事故を引き起こすことがあり、変圧器の周辺で流出している油種に対して、その場で絶縁油かどうかを識別することが求められている。本発表では、変圧器の周辺で流出の可能性がある油種のラマンスペクトルを測定し、ラマンスペクトルによる油種の識別可能性を検討した。