[16p-1G-1~13] 12.4 有機EL・トランジスタ

△ [16p-1G-5] 積層構造を用いた印刷・相補型有機集積回路の作製

〇竹田 泰典^1,2,3、垣田 一成⁴、島 秀好⁴、米田 康洋⁴、田中 康裕⁴、儘田 正史^1,5、横澤 晃二²、福田 憲二郎^1,2,6、熊木 大介^1,2、時任 静士^1,2 (1.山形大院理工、2.山形大 ROEL、3.学振特別研究員DC、4.宇部興産株式会社、5.山形大 INOEL、6.JST さきがけ)

キーワード：集積回路、有機トランジスタ、相補型

有機相補型集積回路の印刷法での作製は、回路の簡素化や省電力化の観点で非常に重要な課題である。本研究では、新規ｎ型有機半導体と積層型の構造を用いることで、印刷法を用いて良好な特性を有する有機相補型集積回路の作製に成功した。作製したリングオシレータ回路は10V駆動で180Hzと良好な特性をしめし、その値はシミュレーションから得られる値と良い一致を示した。当日は、フリップフロップ回路などの結果についても報告する。