[16p-1G-1~13] 12.4 有機EL・トランジスタ

[16p-1G-7] 印刷法を用いた閾値電圧制御による有機集積回路の動作安定性向上

〇塩飽 黎¹、竹田 泰典¹、福田 貴²、福田 憲二郎^1,3,4、熊木 大介^1,4、時任 静士^1,4 (1.山形大院理工、2.東ソー株式会社、3.JST さきがけ、4.山形大ROEL)

キーワード：有機トランジスタ、印刷、閾値電圧

有機薄膜トランジスタ(OTFT)は印刷技術で作製が可能であり、プリンテッドエレクトロニクスの基本素子として注目されている。印刷型FRIDタグをはじめとする有機集積回路の動作の安定化を図るためにはトランジスタの閾値電圧を制御することが重要となる。現在までに印刷または塗布方式による閾値電圧制御の報告は殆どなされていない。今回我々は、印刷型有機トランジスタの閾値電圧を印刷 手法によって制御することでインバータ回路動作の安定化に成功したので報告する。