2015年 第76回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[16p-2J-1~12] 3.9 テラヘルツ全般

2015年9月16日(水) 13:45 〜 17:00 2J (223)

座長:冨士田 誠之(阪大)

15:30 〜 15:45

[16p-2J-7] レーザーカオスによる安定なテラヘルツ波の発生と金属V溝を用いた超集束効果

〇岸端 俊宏1、白尾 拓也1、赤峰 勇佑1、岩尾 憲幸1、大井 真夏1、桑島 史欣1、谷 正彦2、栗原 一嘉2、山本 晃司2、長嶋 誠3、荻行 正憲3 (1.福井工大学、2.福井大学、3.大阪大学)

キーワード:半導体レーザー、テラヘルツ波、平行平板導波路

我々はこれまでの報告で低温成長GaAs基板光伝導アンテナを用いた連続波テラヘルツ時間領域分光(THz-TDS)システムにレーザーカオス光を光源として用いることで、安価に広帯域テラヘルツ(THz)波の発生と検出を実現できることを示した。今回、さらなる低コスト化とTHz波の検出感度増大を目指すために、ディテクタ側アンテナ背面に設置しているSiレンズの代わりに、安価で製作が容易なMetal V Groove(MVG)導波路を用いた。