[16p-2V-1~11] 8.6 プラズマライフサイエンス

[16p-2V-2] 分子動力学法による生体膜内酸素活性種の輸送特性解析

〇内田 諭¹、杤久保 文嘉¹ (1.首都大理工)

キーワード：酸素活性種、輸送特性、分子動力学法

近年、大気圧プラズマによる医療応用が進み、アポトーシス誘導や殺菌、または増殖促進や組織再生といった細胞活性の精密制御が実現されている。しかしながら、プラズマによる動態変化の詳細な機構は十分に理解されていない。著者らはプラズマ活性種に着目し、生体界面との反応相互作用を分子レベルで定量的に解析してきた。本報では、細胞膜中における酸素系活性種の輸送特性について古典分子動力学法により検証した結果を報告する。