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△ [16p-3A-9] Beドープの異なるGaAsバルクのスピン緩和時間の比較
キーワード:半導体、スピン
円偏光時間分解フォトルミネッセンス測定によりBeドープ濃度の異なる2種類のGaAsバルクのスピン緩和時間を10-77Kで調べた。その結果、10-77Kで両サンプルともに、Bir-Aronov-Pikus効果が寄与していることが明らかになった。50-77KではBe濃度の高い方が短いスピン緩和時間を得たため、不純物散乱によりスピンが反転するElliot-Yafet効果が働いていると考えられる。