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△ [13a-B11-8] ターピリジンとアクリジン誘導体からなる高効率熱活性化遅延蛍光材料の開発
キーワード:有機発光デバイス、熱活性化遅延蛍光
近年、有機ELの効率を従来の蛍光素子の4倍に向上させる熱活性化遅延蛍光発光 (TADF) 材料が注目されている。TADF材料群は、イリジウムや白金などのレアメタルを含まない純粋な有機化合物であるため、有機ELの飛躍的なコストダウンに繋がると期待されている。TADF材料群の中では、青色発光材料の開発が遅れており、高性能化が求められている。本研究では、ターピリジンとアクリジンを有する新規TADF発光材料を開発、および有機ELデバイスへの応用について報告する。