[13a-C31-1~8] 3.7 レーザープロセシング

[13a-C31-4] 光ファイバセンサ化のためのフェムト秒レーザ内部加工による光導波干渉現象の誘起

〇知念 直樹¹、白石 正彦¹、合谷 賢治²、関 篤¹、渡辺 一弘¹、窪寺 昌一¹ (1.創価大理工、2.産総研)

キーワード：フェムト秒レーザ、光ファイバセンサ、ボイド

本研究では，フェムト秒レーザを用いて光ファイバ内部に空洞化領域（ボイド）を生成し，コア層を伝搬する光をクラッド層へ取り出す構造を構築した。クラッド層を伝搬する光は，光ファイバ外部の屈折率変化に影響を受け，コア層を伝搬する伝搬光に干渉を与える．外界の屈折率変化（RIU:1.00－1.33）に対する光強度スペクトルを取得し，干渉スペクトルが－31.8 nm/RIUの波長シフトを生じることを明らかにした．