2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » STMノーベル賞&AFM発明30周年記念シンポジウム ~プローブ顕微鏡のこれまでとこれから~

[13p-A31-1~10] STMノーベル賞&AFM発明30周年記念シンポジウム ~プローブ顕微鏡のこれまでとこれから~

2016年9月13日(火) 13:15 〜 17:30 A31 (302A)

一井 崇(京大)、杉本 宜昭(東大)

14:15 〜 14:45

[13p-A31-3] 近接場顕微分光手法の拡張とプラズモン研究への応用

井村 考平1、今枝 佳祐1、溝端 秀聡1、西山 嘉男2、岡本 裕巳3 (1.早稲田大理工、2.金沢大、3.分子研)

キーワード:走査プローブ顕微鏡、近接場光学顕微鏡、プラズモン

近接場光学顕微鏡は,他のプローブ顕微鏡と比べて空間分解能は劣る一方,分光手法との組み合わせにより,試料の物性評価を可能とする。我々は,開口型近接場光学顕微鏡と各種分光手法とを組み合わせて,その適用範囲の拡張に取り組んできた。最近,10 fsオーダーの時間分解能の達成や反射分光計測への拡張に成功した。シンポジウムでは,これらの近接場光学顕微鏡の現状を紹介するとともに,今後の展望を概観する。