[13p-B11-1~14] 12.4 有機EL・トランジスタ

△ [13p-B11-8] 高効率マルチフォトンエミッション青色リン光有機EL素子の開発

〇(M1)堀田 克之¹、笹部 久宏^1,2、宇田川 和男²、五十嵐 史?彬¹、城戸 淳二^1,2 (1.山形大院有機、2.山形大有機エレ研セ)

キーワード：有機発光デバイス、マルチフォトンエミッション、有機エレクトロルミネッセンスデバイス

有機EL素子で高輝度と長寿命駆動を達成する技術として、当研究室で開発したマルチフォトンエミッション(MPE)技術がある。本研究では、我々が以前報告した高効率の実現可能なフェニルイミダゾール錯体リン光発光材料を用い、MPE青色有機EL素子の開発を行った。その結果、光学シミュレーションと素子の膜厚の最適化により、100 cd m^–2 時に外部量子効率 63.1%、電流効率186.4 cd/Aを示す高効率青色MPE素子を開発したので報告する。