2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.10 光量子物理・技術

[13p-B2-1~12] 3.10 光量子物理・技術

2016年9月13日(火) 13:45 〜 17:00 B2 (展示ホール内)

武居 弘樹(NTT)、辻野 賢治(東京女子医大)

16:00 〜 16:15

[13p-B2-9] 高次元Time-bin量子もつれに対する量子状態トモグラフィの実装

生田 拓也1、武居 弘樹1 (1.NTT物性研)

キーワード:量子状態トモグラフィ、高次元、time bin

近年、高次元量子状態の研究が活発に行われているが、高次元Time-bin量子もつれに対する量子状態トモグラフィ(QST)の報告はこれまでなかった。今回、カスケード遅延マッハツェンダ干渉計を用いることで、実験装置のセットアップの種類が次元dでスケールするQSTを実現した。提案手法を用いて8回のQSTを行った結果、4次元の最大もつれ状態に対し92.42±0.28%のフィデリティを得た。