2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.5 レーザー装置・材料

[13p-B3-1~9] 3.5 レーザー装置・材料

2016年9月13日(火) 13:45 〜 16:15 B3 (展示控室3)

古瀬 裕章(北見工大)

15:30 〜 15:45

[13p-B3-7] SESAMによる638nm帯ナノ秒パルスPr:DC-WPFGFレーザー

梶川 翔太1,2、寺尾 季倫2、吉田 実1、石井 修3、山嵜 正明3、藤本 靖2 (1.近大理工、2.阪大レーザー研、3.住田光学ガラス)

キーワード:ファイバレーザー

半導体可飽和吸収ミラー(SESAM)を用いPr:DC-WPFGFの638 nm帯域においてナノ秒パルスレーザー発振を確認した。レーザー発振閾値は158.7 mWであり、パルス動作閾値は217.3 mWであることを確認した。パルス動作時の平均出力は、励起入力292 mW時において0.85 mWであった。パルス半値幅およびパルス繰り返し周波数はそれぞれ360 ns、205 kHzであった。この時のパルスエネルギーおよびパルスピークパワーはそれぞれ3.22 nJ、8.94 mWと見積もられた。