2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.5 有機太陽電池

[13p-B4-1~8] 12.5 有機太陽電池

2016年9月13日(火) 13:15 〜 15:30 B4 (展示ホール内)

久保 貴哉(東大)、豊田 太郎(電通大)、村上 健司(静岡大)

14:15 〜 14:30

[13p-B4-4] 量子ドット吸着した逆オパール構造TiO2光電極の界面における電荷移動 ー界面パッシベーション効果ー

〇(M1)堀 奏江1、中澤 直樹1、藤野 秀一朗1、廣中 基記1、豊田 太郎1,3、早瀬 修二2,3、沈 青1,3 (1.電通大基盤理工、2.九工大生命体工、3.JST-CREST)

キーワード:逆オパール構造、量子ドット増感太陽電池、界面パッシベーション

量子ドット増感太陽電池のTiO2電極の構造の1つである逆オパール(Inverse Opal : IO)構造は3次元規則的な構造を持つため、電解液が浸透しやすいといった利点がある。今回はTiO2 IOと増感剤の量子ドット間の界面にZnSでパッシベーションし、その有無による電荷移動ダイナミクスの変化について検討を行った。TiO2 IOと電解液の界面、TiO2 IOと量子ドットの界面における再結合はそれぞれZnSパッシベーションによって電荷再結合を抑制されたことがわかった。