2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 多元系化合物の機能性評価技術の新展開 ―多元系デバイス開発への知見提供―

[13p-B9-1~11] 多元系化合物の機能性評価技術の新展開 ―多元系デバイス開発への知見提供―

2016年9月13日(火) 13:30 〜 18:00 B9 (展示ホール内)

加藤 拓也(ソーラーフロンティア)、坪井 望(新潟大)

13:30 〜 14:00

[13p-B9-1] 放射光X線を用いた多元系化合物の3次元原子イメージ

細川 伸也1 (1.熊本大)

キーワード:原子構造、原子イメージ、局所構造

多元系機能性材料の物性を探求するためには、個々の元素のまわりの局所構造を明らかにすることが非常に重要である。蛍光X線ホログラフィーは、放射光を用いて個々の元素のまわりの原子イメージを3次元的に描くことができる比較的新しい構造決定手段である。本講演では、われわれが最近行っている、蛍光X線ホログラフィーの原理、あるいはそれを用いたいくつかの機能性物質の研究について詳しく紹介したい。