[13p-D63-1~7] 1.6 超音波

[13p-D63-7] 超音波併用薬剤送達デバイスの開発 －高効率化・安定化による効果実証－

〇佐藤 綾耶¹、井上 憲司²、齋藤 竜太¹、Jia Wenting¹、奥野 さおり¹、大橋 雄二^3,2、鎌田 圭^4,2、吉川 彰^3,4,2、冨永 悌二¹ (1.東北大院医、2.Piezo Studio、3.東北大金研、4.東北大 NICHe)

キーワード：超音波、薬剤送達

超音波併用薬剤送達デバイスについて、初期デバイスで課題となっていた効率・安定性の改良を行い、さらにMRI観察下での薬剤注入を考慮した構造にした。我々は、デバイスの効果実証として、実験動物の脳内へ色素の局所投与を行い、薬剤拡散容積評価を行った。超音波なしに対して超音波併用時は色素拡散容積が1.5－2倍となり、各共振周波数による色素拡散容積の比較では最適共振周波数が存在することを確認した。