2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

17 ナノカーボン » 17 ナノカーボン(ポスター)

[13p-P5-1~64] 17 ナノカーボン(ポスター)

2016年9月13日(火) 13:30 〜 15:30 P5 (展示ホール)

13:30 〜 15:30

[13p-P5-42] チップ増強ラマン分光法によるグラフェンの局所ドーピング変化の検出

岩崎 拓哉1,2、Zelai Taharh2、Ye Sheng2、Chong Harold2、土屋 良重2、水田 博1,2 (1.北陸先端大、2.サザンプトン大)

キーワード:グラフェン、チップ増強ラマン分光法 (TERS)、局所ドーピング

近接場効果によって従来のラマンより優れた空間分解能を持つチップ増強ラマン分光法(TERS)を用いて、デバイス作製プロセス後のグラフェンの局所ラマンスペクトルを解析する。遠距離場のラマンスペクトルでは、位置による差はほとんど見られなかったが、TERSスペクトルでは、位置によってG、2Dピークが大きくシフトしていた。これはグラフェンの位置によってドーピング濃度が異なることに起因していると考えられる。