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[13p-P8-4] 非局所配置におけるマグノン拡散長の温度依存性
キーワード:スピントロニクス、マグノン、スピンホール効果
本研究では磁性絶縁体中にスピンホール効果により注入されたマグノンの拡散長の温度依存性を調べた。実験は磁性絶縁体上に作製された二本のマグノン生成・検出用Pt細線から成る非局所配置によって行われた。マグノン拡散長はPt細線間の距離を変えた非局所信号から見積もった。また、その温度依存性を測定しマグノン拡散長は100K以下で急激に増大することを明らかにした。