16:00 〜 18:00
[13p-P9-6] 近赤外光で発電する有機薄膜太陽電池に向けた酸化物系半導体の作製と検討
キーワード:有機薄膜太陽電池
有機薄膜太陽電池の最近の動向として長波長域の光を吸収する高分子材料の開発が活発に行われている。しかし、現在電極として広く用いられている酸化インジウムスズ(ITO)は近赤外領域の透過率が低く、近赤外光を吸収する太陽電池の電極としては必ずしも相応しく無い。本研究は透明導電膜の波長ごとの透過率に注目し、代替電極としてチタンドープ酸化インジウムスズ(ITiO)を用い、近赤外光で発電する太陽電池に対しての有効性を検証した。