2016年 第77回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[14a-A36-1~14] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

2016年9月14日(水) 09:00 〜 12:45 A36 (305)

原 一広(九大)、小栗 和也(東海大)、佐藤 正志(東海大)

12:00 〜 12:15

[14a-A36-12] 切粉から創製したSiナノ粒子を用いた
リチウムイオン電池電極の充放電特性:Siサイズ依存性

〇(D)喜村 勝矢1、松本 健俊1、小林 光1、西原 洋知2、粕壁 隆敏2、京谷 隆2 (1.阪大産研、2.東北大多元研)

キーワード:リチウムイオン電池、負極、Siナノ粒子

Si切粉から創製したSiナノ粒子を用いてLi-ion電池を作製し、100 cycle後の放電容量1700 mAh/gを達成した。平均結晶子径を30 nmから5 nmに小さくするとサイクル特性が向上した。30 nmのSiナノ粒子を用いると0.5 V以上の放電容量が大きく低下した。結晶子径が大きいとSiナノ粒子の充放電による体積膨張・伸縮が大きくなり、一部剥離する結果導電パスがなくなり、サイクル特性が劣化した。