[14a-A36-1~14] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

[14a-A36-8] 多物理シミュレ-ションによる燃料型ＴＰＶ発電装置の設計

〇角野 雅芳¹、渋谷 明信¹、眞子 隆志¹ (1.NEC IoTデバイス研)

キーワード：熱光起電力、マルチフィジックスシミュレ－ション、希土類セラミック

燃料型熱光起電力発電は、静音性、可搬性、燃料多様性に優れている。希土類元素を含むセラミックは、高い熱安定性と熱放射スペクトルの波長選択性によりエミッタ材料に適するが、熱伝導率が低いために、エミッタの温度分布は火炎形状を反映し、不均一になりやすい。今回、多物理シミュレ－ションにより、高温かつより均一なエミッタ温度分布を有するシンガス燃料のTPV装置を設計した。